90代の今も笑顔で舞台へ!高木ブーが明かすドリフの絆とウクレレ
高木 ブー 現在の姿に、誰もが目を見張る。90歳を超えてなお、愛用のウクレレを抱えて穏やかな笑みを浮かべるその佇まいには、半世紀以上にわたって日本のエンターテインメント界を支え続けてきた表現者の風格と、尽きることのない瑞々しさが共存している。「ザ・ドリフターズ」のメンバーとして昭和、平成、令和の3つの時代をお茶の間と共に歩んできたレジェンドは、今この瞬間も現役の音楽家として新たなステージに立ち続けている。
テレビの黄金期を席巻した伝説のコントから長い年月が流れた。高木 ブー 現在の日常を垣間見ると、驚くほど自然体でありながら、周囲への温かな配慮と独自のマイペースを崩さない確固たる生き方が息づいている。所属事務所であるイザワオフィスのスタッフや長年彼を見守り続ける関係者が口を揃えるのは、変わらない安心感と、空間全体をふっと和ませる唯一無二の存在感だ。
高木ブーの現在の活動と驚きの健康法とは?90代を生きるエネルギーの秘密

90代を迎えても衰え知らずの活動量を誇る高木ブー。そのバイタリティの根底には、無理をせず己のリズムを何よりも重んじる独自の生活哲学がある。
世間が抱く高齢者のイメージを軽やかに覆すのが、彼の飾らない食生活だ。日々の食事では大好物の肉料理をしっかり平らげ、エネルギーを満たす。無理な制限を課すのではなく、身体が求めるものを美味しく味わう。このシンプルな姿勢こそが、日々の持久力を生み出す原動力となっている。
さらに見逃せないのが、指先を動かし続ける習慣だ。日常的にウクレレの弦を弾く動作は、音楽の練習であると同時に、優れた脳への刺激にもなっている。家族の献身的な支えを受けながら、好きな音楽に浸り、気の置けない仲間と笑い合う。ストレスを溜め込まず「昨日のことは引きずらない」という飄々とした精神性こそが、彼を支える最強の健康法だ。
加藤茶と紡ぐザ・ドリフターズの絆──天国の仲間たちへ届ける笑い
いかりや長介、志村けん、仲本工事、荒井注──。共に日本の笑いを開拓し、時代を築き上げた仲間たちが旅立つなか、現在もザ・ドリフターズの看板を背負い続けるのが高木ブーと加藤茶の2人である。
戦友とも呼べる加藤茶との絆は、今なお極めて強固だ。ステージやイベントで並び立つ際、言葉を交わさずとも阿吽の呼吸で間を合わせる姿は、見る者の胸を熱くさせる。高木はかつて「ドリフはずっと5人だし、これからも終わらない」と語った。加藤と共に舞台へ立ち続けることは、天国へ旅立ったメンバーたちに対する敬意の表明であり、グループの魂を後世へ繋ぐための使命でもある。
ウクレレ奏者としての最新ステージとハワイアン・ミュージックへの情熱

お笑いタレントとしての知名度の一方で、高木ブーのもう一つの真骨頂がハワイアン・ミュージックの演奏家としての顔だ。学生時代に出会って以来、ウクレレは彼の人生そのものに寄り添い続けてきた。
現在のライブステージでも、繊細で心温まるピッキングと味わい深いボーカルは健在だ。フェスやソロライブへの出演を精力的に重ねており、その音色に魅了される若い世代のミュージシャンも後を絶たない。激しい技巧を見せつけるのではなく、弦の響き一つひとつに人生の哀歓を滲ませる演奏スタイルは、円熟味を増した今だからこそ到達できる境地といえる。
『8時だョ!全員集合』からYouTube・FOD配信へ──世代を超える伝説のコント
かつて土曜の夜に日本中をテレビの前に釘付けにした『8時だョ!全員集合』や、数々の名作キャラクターを生んだ『ドリフ大爆笑』。これらの伝説的なコント番組は、時代を超えてデジタル空間でも爆発的な人気を博している。
動画配信プラットフォームのFODや公式YouTubeチャンネルなどを通じ、往年の傑作コントがアーカイブ配信されることで、リアルタイム世代だけでなくZ世代をはじめとする若年層ファンが急増した。雷様のコントで高木が見せる絶妙なボケや愛嬌あふれるリアクションは、時代が変わっても色褪せない普遍的なおかしみを持っており、今なお多くの視聴者を笑顔にさせている。
イザワオフィスと共に歩むこれからと日本のお笑い界へ残すもの
半世紀以上にわたりドリフの活動を支えてきたイザワオフィスのバックアップのもと、高木の表現活動はこれからも止まる気配がない。グッズ展開やアート作品の個展、メディア出演など、その活動領域は年齢の枠を軽々と飛び越えている。
前に出過ぎず、場の調和を保ちながら決定的な一撃を放つ──。日本のお笑い界において、高木ブーが確立した「引く美学」と「脱力の間」は、現在のお笑い芸人たちにも多大な影響を与え続けている。派手な競争社会のなかで、自分だけの居場所を守り抜くことの尊さを、彼は自らの芸人人生を通して静かに証明している。
決して焦らない「ブー流」の流儀──生涯現役を貫くエンターテイナーの美学
「無理に頑張りすぎないこと。でも、好きなことからは手を離さないこと」
激動の芸能界を生き抜いてきた高木ブーの言葉には、長い年月を誠実に生きてきた者だけが持つ重みと軽やかさがある。90代を超えてもなおステージに立ち、大好きなハワイの風を感じさせるウクレレを奏でる。その背中は、老いることを恐れず前を向いて歩むための希望を、現代を生きるすべての人々に灯し続けている。 (出典: 高木 ブー 現在(Yahoo!ニュース))